Fire TV Stickは、AmazonプライムビデオやHuluなどの動画配信サービスを「テレビで視聴することができる」メディアストリーミング端末です。
実際にFire TV Stick 4Kを購入して使ってみて感じたメリットとデメリットをご紹介します。
Fire TV Stickとは?
Fire TVシリーズは、現在3種類が販売されており、「Fire TV Stick」、「Fire TV Stick 4K」、「Fire TV CUBE」というラインナップがあります。価格や機能の違いを下記の表にまとめました。
Fire TV Stick | Fire TV Stick 4K | Fire TV CUBE | |
---|---|---|---|
価格 | 4,980円 | 6,980円 | 19,800円 |
スピーカー内蔵 | – | – | ○ |
映像 | 1080P | 2160P | 2160P |
音声操作 | -(リモコン) | -(リモコン) | ○(本体) |
主な違いは、「価格・スピーカー内蔵・映像(画質)・音声操作」にあります。
それぞれ、AlexaというAmazonが開発したAIで操作ができ、Fire TV StickとFire TV Stick 4Kは、付属のリモコンのみで操作ができます。Fire TV CUBEは、リモコンと本体で音声操作が可能です。
「Fire TV CUBE」は、現在販売されているFire TVシリーズの中では、最も高性能で高額の商品です。簡単に言うと「Fire TV Stick」とAmazonのスマートスピーカーである「Amazon Echo」を合わせたような商品と言えます。唯一、本体でAlexaの音声出力が可能です。(※動画の音声出力はできません。)
映像(画質)では、Fire TV Stickは1080P(フルHD)が最高画質で、Fire TV Stick 4KとFire TV CUBEでは4Kでの視聴が可能です。
Fire TV Stick 4Kを実際に使ってみた感想
ここからは、実際にFire TV Stick 4Kを購入して使ってみて感じたメリットやデメリットをご紹介します。
Fire TV Stickのメリット
まずは、Fire TV Stickのメリットです。
Fire TV Stickは、コスパが良い
Fire TV Stickの最大のメリットは、「コスパの高さ」だと感じました。
今回購入した「Fire TV Stick 4K」は、6,980円(税込)でした。
同じ4K視聴ができるストリーミングデバイスである「AppleTV 4K」は、64GB版で19,800円、128GBで23,800円と約3倍以上の料金です。
また、GoogleのChromecastの4Kが視聴できるモデルである「Chromecast with Google TV」は、料金が7,600円程とFire TV Stick 4Kよりやや高めです。
さらに、スペックも劣るためFire TV Stick 4Kの方がおすすめです。
Fire TV Stickは、初期設定が非常に簡単
Fire TV Stickの初期設定は非常に簡単です。
- Fire TV StickをテレビのHDMI端子に接続
- コンセント(電源)にFire TV Stickを接続
- 画面の指示に従いリモコンで操作
これだけです。
購入した際に、Amazonアカウントの設定が既にセットアップされていますので、難しい設定は必要ありません。
実際に開封してから設定が完了するまでの時間は5分程度でした。
設定が完了したら、インストールしたい「アプリ」を選択してすぐにサービスを利用し始めることができます。
Fire TV Stickで視聴できる動画配信サービスが非常に多い
Fire TV Stickでは、アプリをインストールすることで様々な動画配信サービスを視聴することができます。視聴できるサービスをピックアップしました。(※サービスの契約は別途必要。)
下記以外にも視聴できるアプリはたくさんあります。
- YouTube
- Hulu
- Netflix
- AbemaTV
- DAZN
- U-NEXT
- FOD PREMIUM
- Lemino
- Paravi
- dアニメストア
- TVer
- GYAO!
- Disney+ (ディズニープラス)
テレビの大画面でも高画質視聴が可能
動画配信サービスをスマホやタブレットで視聴している人は多いと思いますが、Fire TV Stickならテレビの大画面で高画質での視聴ができます。
特に、Fire TV Stick 4Kなら4Kでの視聴ができます。(※4Kでの視聴には、「4K作品」と「4K対応テレビ」である必要があります。)
リモコンの音声操作が便利
Fire TV Stickを使用してみて、意外にも「リモコンの音声操作」が便利でした。
特に、Amazonプライムビデオではこの「音声検索」が威力を発揮します。
観たい作品を話しかけることはもちろん「アクション映画を魅せて~!」などとジャンルでの検索にも対応しています。
また、「音量の上げ下げ」や「停止」などにも対応しているので非常に便利です。
Fire TV Stickのデメリット
続いて、Fire TV Stickで感じたデメリットについてです。
リモコンが故障しやすい
Fire TV Stickは、リモコンでの操作が基本です。
しかし、Amazonのレビューを見ていると、故障したという人が結構いました。
リモコンでの操作が便利なだけに、早々に故障してしまったらかなり困ります。(※メーカー保証1年あり)
もし、故障してしまった場合でも、修理に出している間などは「スマホアプリ」で代替することができます。
Amazonプライムビデオ以外の動画配信サービスだと検索しづらい
Fire TV Stickは、Amazonの端末ですので、Amazonプライムビデオでの使用にはかなり便利ですが、他の動画配信サービスだと音声検索がうまく活用できない場合があります。
もちろん、普通にテキストで検索することはできますが、音声検索の便利さに比べるとやや面倒くさい印象を受けます。
4K視聴は、動作が重くなることがある
Fire TV Stick 4Kでの4K視聴には、15Mbps~20Mbps以上の高速インターネット接続が必要です。
回線状態が悪いと動作が重くなってしまったり、自動でフルHD画質に変更されます。
もし、マンションなど多数の人が使う回線を使用している場合は注意が必要です。
使用している回線の速度を調べたい場合は下記のリンクから[速度テストを実行]を選択してください。
まとめ:【レビュー】Fire TV Stickを使ってみて感じたメリットとデメリット
4,980円から購入できる高コスパに加えて、動画や音楽、天気予報からインターネット検索まで様々な使い道があるFire TV Stickは総合的にかなりおすすめできる端末ではないかと感じました。
さらに、私が購入したFire TV Stick 4Kは、2,000円プラスするだけで「4K視聴」が可能になるので、特におすすめです。